アメリカ軍は12日、ホルムズ海峡におけるイランの港を出入りする海上交通の封鎖を13日から開始すると発表した。この封鎖は、イラン政府にとって重要な収入源を断つ可能性がある。
ドナルド・トランプ氏は、ホルムズ海峡に出入りする全ての船を封鎖する作業に着手すると投稿し、海軍に対してイランに通行料を支払った船舶を公海上で捜索し、阻止するよう指示した。また、イランがホルムズ海峡に敷設した機雷の破壊を開始すると付け加えた。
米中央軍は、イラン以外の港に向かう船舶の航行の自由は妨げないと述べているが、封鎖は敵対国に属する港への出入りを阻止する交戦行動と定義されている。
トランプ氏は、封鎖には他国も関与すると述べたが、具体的な国名は明らかにしていない。停戦開始から英夏時間4月10日午後5時までに、ホルムズ海峡を通過した船舶は19隻にすぎなかったのに対し、紛争が始まる前の2月28日には1日に平均138隻が通過していた。
トランプ氏は、封鎖はこの海峡の通過を「全部か、何もないか」にすることが目的だと語っており、イランの海上交通に大きな影響を与える可能性がある。
一方、イランは通過を認める一部の船舶に対し、巨額の通行料を課してきた。これに対し、トランプ氏は「われわれは、イランが好ましい相手には石油を売り、好ましくない相手には売らないことで金を稼ぐのを許さない」と述べている。
この状況に対し、米国の政治家であるマーク・ワーナー氏は「海峡を封鎖することが、どのようにしてイランに開放を促すことになるのか、私には理解できない」と疑問を呈している。
また、マイク・ターナー氏は「大統領が、誰を通すかを彼ら(イラン)に決めさせるつもりはないと言うことで、同盟国やあらゆる関係者を確実に交渉の場に呼び寄せている」と指摘している。
ホルムズ海峡は、2月28日に米・イスラエルがイランを攻撃したことで戦争が始まって以来、イランが事実上、封鎖している状況にある。今後の展開については、詳細は未確認のままである。
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