「金利のある世界」の到来を受け、収益力の向上が期待できる銀行機能の強化を急ぐ。
大和証券グループはオリックス銀行を3700億円で買収することを発表した。買収は2026年10月までに完了する予定だ。オリックス銀行は完全子会社化される。将来的には、大和ネクスト銀行と合併する方針だ。
合併後の統合銀行の総資産は9兆円に上る見込みだ。この合併は、富裕層を中心とした顧客基盤を持つ大和証券グループにとって重要なステップとなる。
オリックス銀行は1993年に設立された。主に資産運用事業の拡大に力を入れている。特に投資用不動産ローンに強みを持つ。
一方、大和ネクスト銀行は2011年に開業した。両行の合併は、より高度な融資・信託機能と強力な預金獲得力を兼ね備えた総合型銀行へと進化することが期待されている。
この動きは、証券業界で進む銀行機能の強化に向けた流れとも関連している。オリックスは金融事業の再編を加速し、経営効率の向上につなげる考えだ。
実現すれば資産規模は9兆円に上るという。この新たな構図が金融市場にも影響を及ぼすことが予想される。
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