熊本地震後、熊本市周辺や阿蘇地方では地震活動が低下したが、水俣市や周辺では「熊本地震以前の状態に戻っていない」。最近、熊本県水俣市や天草・芦北地方で地震が相次いで発生しており、特に15日夜には八代海沿岸の深さ7キロを震源とするマグニチュード3.9の地震が起き、震度4を記録した。
その後も、21日夜には深さ8キロの地震で再び震度4を観測した。これまでに、22日までに2回の震度4、3回の震度3、7回の震度2を記録し、震度1以上が30回以上となった。
福岡管区気象台の担当者は「10年前の熊本地震の断層帯に直接的な動きがあるかは不明だが、関連を注視している」と述べている。また、草野富二雄上席研究員は「地震の発生場所は、日奈久断層帯の南端部にあたり、やや東側に離れているものの断層帯が関連していると考えるのが妥当だ」との見解を示した。
日奈久断層帯は、30年以内の地震発生確率がもっとも高いとされる「Sランク」に位置づけられており、熊本地震の前震もこの断層帯の北東側が活動して起きたとされている。
水俣市危機管理防災課は地域の自主防災組織の役員会で注意喚起を呼びかけており、田上博昭課長は「この機会に防災袋の中身を点検するなど、それぞれの備えを確認してほしい」と市民に呼びかけている。
地震活動の活発化に伴い、地域住民の不安が高まっている。今後の動向については、引き続き注意が必要である。
他のストーリー
南極に関する最新情報
明日 天気
ダム貯水率の現状と影響