警視庁は19日、楽天のアカウントが乗っ取られ、通販サイト「楽天市場」で商品を勝手に注文される被害相談が昨年7月以降、約400件に上ると明らかにした。これにより、楽天市場のアカウントが乗っ取られたという相談が急増している。
2025年7月から2026年1月までの間に、警視庁には約400件の相談が寄せられた。この期間中、他人名義のクレジットカード情報がひも付けられ、勝手に商品が購入される事例が多発していた。
乗っ取ったグループは、別のECサイトで架空出品を行う店舗を開設し、店舗で商品の注文があった際には、楽天市場で同じ商品を不正に購入し、配送していた。これにより、乗っ取られたアカウントでは飲料品やホビー用品、家具類などが購入されていた。
警視庁の調査によると、架空出品が疑われる店舗は9店舗あり、いずれも登録上の所在地は中国で、一般の店舗より10〜25%安く販売していた。
楽天は不正対策の強化に継続的に取り組んでいるとコメントしており、メールアドレスやパスワードが当社から漏れた事実は確認されていないと述べている。また、被害にあった際にはサポートセンターに問い合わせしてほしいと呼びかけている。
このような状況を受けて、警視庁は各ECプラットフォーム運営者に情報を提供するとともに、実態解明を進める方針を示している。今後の対応が注目される。
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