02.03.2026

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村上宗隆 — JP news

村上宗隆: 侍ジャパンの主砲が強化試合で特大ホームランを放つ

村上宗隆が侍ジャパンに合流し、オリックスとの強化試合で特大ホームランを放った。彼の豪快なスイングに周囲の期待が高まっている。

侍ジャパンのホワイトソックスに所属する村上宗隆内野手(26)が1日にチームに合流した。2日のオリックスとの強化試合(京セラD)では、4番打者として出場する見込みの主砲がフリー打撃を行い、右翼の5階席に推定140メートルの特大ホームランを放つなど、仕上がりの良さをアピールした。同試合で登板予定のロッキーズの菅野智之投手(36)は、8日のオーストラリア戦(東京D)に向けて最終調整に入っている。

村上宗隆の豪快なスイングから放たれた打球に、周囲の期待が自然と高まった。彼は米アリゾナ州でのホワイトソックスのキャンプから28日に帰国したばかり。一晩明けて、侍ジャパンのユニフォームを身にまとった。「時差ぼけが少しある」と長距離移動の疲れもあり、万全ではない状態でフリー打撃に挑み、47スイング中8本のホームランを打ち上げた。「明日(2日)の試合にも出る予定なので、体を動かす意味でもそうですし、6日に初戦が控えている。本当にすぐそこなので、できることはやろうと思っている」。台湾戦までの限られた時間を無駄にするわけにはいかない。自主的な練習参加は彼の覚悟を示していた。

フリー打撃の合間に、大谷と話すシーンがあり、黒いバットを借りた。二刀流がケージの後ろから熱い視線を送る中、その“MVPバット”で37スイング目、自分のバットに戻した41スイング目には5階席へ飛ばす特大の140メートル弾を放った。これまでメジャーのオープン戦4試合で13打数5安打、打率は3割8分5厘とスイングの感覚は良好だ。見守っていた井端監督も「しっかり振れていると感じました。中軸として期待していますし、本来の打撃を心掛けてくれれば」と4番起用に太鼓判を押した。

昨オフ、ヤクルトからポスティングシステムを利用してWソックスに移籍した。メジャーでの初年度は環境の変化やチームに溶け込むための苦労があるが、「日の丸を背負うチャンスがあるなら、僕が断ることはない。そうした機会があることは非常に誇り高いことで、全く迷いはなかった」と高い志を持って決意を固めた。

前回の大会は23年で、1次ラウンド(R)では苦戦を強いられたが、準決勝のメキシコ戦では逆転のサヨナラ二塁打を放った。決勝の米国戦でもホームランを打ち、重要な場面での勝負強さを発揮した。今大会では2連覇を狙い、ブルージェイズの岡本選手らと共に主力を担う予定で、「もちろん、可能であれば毎打席ホームランを狙いたいですし、毎打席良い打撃をしたいです。何とか状態を上げて、良い打席をたくさん作れるように努力したい」と語った。信頼のおける“村神様”が井端ジャパンを「頂点」へと導く。(長井 毅)

◆村上宗隆は、23年のWBCで中国との初戦(東京ドーム)から4番を任されましたが、同ラウンドでは4試合で14打数2安打、打率は1割4分3厘にとどまりました。準々決勝のイタリア戦(同)では5番に降格しました。準決勝のメキシコ戦(ローンデポ・パーク)では、それまでの4打数無安打を経て、4―5の9回無死一、二塁の場面で中越えに劇的な逆転サヨナラ2点二塁打を放ちました。決勝の米国戦(同)では、0―1の2回先頭で右中間に同点のソロホームランを打ち、チームの世界一に大きく貢献しました。